スポンサードリンク


やり投げってどんな種目?

陸上競技の投てき種目の中の一つでやり投げという競技があります。

名前から、やり投げは槍状のものを投げて距離を競う競技であることがわかりますが、
実際にはどのような競技でしょうか?

今回は、やり投げのルールや競技の内容、そして世界記録について調べてみました。

やり投げのルール

まずやり投げのルールについて調べてみました。

やり投げは、上記に記載した通り、槍状のものを投げる、投擲競技です。
英語ではJavelinといいます。(Spear throwではありません)

では、このやり投げの正式なルールはどのようなものでしょうか?

まず、投てきする槍について調べてみました。

槍は長さは男子で260~270cm、女子で220~230cmが規定となっています。
重さに関しては、男子の一般は800g(805~825g)、U18は700g(705~725g)
女子の一般は600g(605~625g)、U18は500g(505~525g)が重量規制となっています。

太さに関しては直径が男子で25~30㎜、女子で20~25mm、
さらに槍の各部位の太さや槍の先端の角度まで細かく決められていることがわかりましたが、
文字で説明するとなると難しいため、実際のルールブックを確認してください。

次に投てきする場所について調べてみました。

やり投げは投擲競技の中でも珍しく助走する場所があります。

やり投げの助走路の長さは最短でも30mとなり、36.5m以上であることが望ましい長さと規定されています。
助走路の幅は4mとなり、投てき方向は約29度の開きがあることが決まっています。

競技者は助走路内で勢いをつけて投げますが、
投げた後にスターティングラインを越えては失敗となります。

遠くに投げるコツ

次に、やり投げでより遠くに投げるコツについて調べてみました。

やり投げはシンプルな競技であるがゆえに、かなり技術力が重要な競技となります。

やり投げの槍の重心は持ち手の先端当たりとなりますので、
実際に投げるときには重心をしっかりと持つことが重要となります。

また、上記に記載あるとおりで260cm・800gと長くて軽い素材が規定で決まっています。
そのため、投てき方向に重心と槍の先端を結ぶ軸がしっかりと線を描くように投げます。

ここで、軸がぶれてしまうと投げる方向に力がうまく伝わらないほか、
槍自体がぶれるため、結果は伸びません。

そこで、投げるにあたり槍を回転させる方法があります。

回転させることにより、軸のぶれを抑制することが出来ますが、
槍自体が細いこともあり回すことも至難の業だといえます。

まずは槍を回して投げる練習を普段の練習メニューに組み込むことで
投てき距離を伸ばすことに繋がると思います。

また、投てきするさいの角度も重要となります。

簡単な物理の放物運動(Projectile motion)を参考にすると、
理想的な角度は45度となります。
ここで角度が低くなると、横に行く力は強くなりますが、滞空時間が短くなるため、
結果、記録が伸びません。
逆に角度を高くすると滞空時間は長くなりますが、その分前に進む力が弱くなるため、
同様に記録が伸びにくくなります。

もちろん、その時の会場のコンディションによって記録は左右されますが、
基本的には45度の角度の方向に投げることが推奨されます。

やり投げの世界記録

最後に、やり投げの世界記録について調べてみました。

1984年に東ドイツのウベ・ホーン選手が100mを超える大記録 104.80mという記録を出しましたが、
槍の飛びすぎは競技場内のほかの競技者に危険を及ぼす可能性があるため、
ルール改定が行われ、男子は1986年以降・女子は1999年以降の記録が公式記録となります。

現在の公式の世界記録ですが、
男子の世界記録はチェコのヤン・ゼレズニー選手の98.48mとなります。
一方女子の世界記録は、同じくチェコのバルボラ・シュポタコバ選手の72.28mとなります。

投擲競技の競技エリア(フィールド)はトラックの内側となるため、
公式ルールブックから抜粋したデータによると、
トラックの直線距離が約80m、カーブしている部分の直径が約75mとなると、
フィールド競技部分を長方形とした場合の対角線の距離が約110mとなります。

助走距離やマーキングの場所などを考えると、100mを超える距離で飛ぶとなると、
槍がトラックのほうまで飛ぶことになるため、並行しての競技は難しいと思います。

なお、高校生の体力測定で行われるハンドボール投げの平均記録が25m(飛ぶ人でも40m程)となるため、
100m程飛ばすことが出来る選手はすごいですね。

スポンサードリンク