様々な瞬発力の測定方法は?

瞬発力は様々なスポーツで使われており、
この瞬発力を上手に使いこなす事がスポーツ上達の一歩であります。

しかし、瞬発力を測る方法を知らないと、
実際に成長しているのか分かりにくいです。

また、瞬発力とひとえに言ってもいろいろな種類があり、
力の性質も大きく異なります。

今回は、瞬発力の種類について考察したうえでそれぞれの測定方法についてご紹介します。

瞬発力の種類

まず、瞬発力の種類について考察みます。

瞬発力は大きく分けて2種類あります。
ひとつは、重い物を持ち上げたり押したりする際に使われる力と
もうひとつは、速く動くことや高く又は遠くに跳ぶことなどの力です。

どちらの力も瞬発力となり、双方のどちらを鍛えるかは競技によって異なります。
また両方を鍛え用としても、相反する作用が働く為、鍛え方にもバランスが求められます。

例えば、高く跳びたいと考えている選手が重いものを持ち上げる力を鍛え過ぎてしまうと、
筋肉が強くなる事で踏みこむ力が強くなっても、筋肉自体の重みにより高く跳ぶことが遮られてしまいます。

このように、重いものを持ちあげたり押したりする瞬発力は、
筋肉の持つ力を強くする力となり、筋繊維の強さに起因します。

逆に速く動く為の筋肉はある程度の筋肉量は必要となりますが、
いかに筋肉を速く動かす事ができるか、と神経と伝達ネットワークの太さに起因します。

動の瞬発力の測定法

まず動の瞬発力について考察してみました。

動の瞬発力は主に速く動くための力となります。
この瞬発力はおもに筋肉を鍛えるというより筋肉を動かす神経を鍛える事となります。

神経は使われれば使われる程神経ネットワークが太くなります。
そこで、鍛え方としては速くうごかす練習をする事となります。
例えば、脚を速く動かすことや、跳ぶこと、腕を速くうごかすなど有ります。

動の瞬発力を測定する方法は、主にタイムや距離で測ることが出来ます。

動の瞬発力の競技として代表的な物は、
陸上の100m走や水泳の50m自由形などの短距離競技や
走り幅跳びや高跳びなどの跳躍競技となります。

これらの競技の場合、測定方法は明確で、
記録を測る事で自身の成長も確認する事ができます。

なお、ただ闇雲に体を速く動かすだけでは、記録更新はやはり難しい為、
神経ネットワークの発達により早く動かす力に加えて、
一歩毎の力やひとかき毎の力も必要となる為、
それぞれの筋肉も鍛える必要が有ります。

静の瞬発力の測定法

次に静の瞬発力について考察してみました。

静の瞬発力ときいてもあまりピンと来ないかと思います。
この瞬発力は特に大きな動きはしないものの、使った後はかなり疲労感が漂うものとなります。

ここでいう静の瞬発力とは、おもに重いものを持ち上げる時には使われる力であったり、
重い物を動かす時に使われる力となります。

これらの力は動の時に鍛えた神経ネットワークよりも
筋肉そのものの力が必要となります。

各筋繊維の力が高まることで筋肉自体の力が強くなり、結果静の瞬発力が鍛えられます。

測定方法ですが、代表的な物はどのくらいの重さを持ち上げることができるかと
使っているウェイトの重さがが指標になります。

その為、ウェイトをつかったトレーニングが一番効果的となりますが、
ここで気をつけたいことが、筋肉を使ったあとはしっかりとした休ませる事です。

ウェイトトレーニングにより、酷使した筋肉はトレーニング後は筋繊維が破損しています。
この筋繊維は修復される際に、以前の物より強いものになる習性をもっており、
この習性を活用して筋力を高めていきます。

その為、筋繊維が修復される前にトレーニングをしてしまうと、
強くする筈の筋繊維がさらに壊れてしまうため、逆につよくする事が難しくなってしまいます。

そこで、ウェイトを使ったトレーニングをしてする場合は、
必ずつかった筋肉を少なくとも丸1日以上休ませることとなります。

しかし、継続してトレーニングを続けたいと考えているかたも多いと思いますので、
その際は使う筋肉の部位をかえつつトレーニングをする事をお勧めします。
たとえば、月曜日は腕、火曜日は脚、水曜日は背筋、のように
部位を替えてローテーションを組むことで継続してトレーニングをしながら、
筋肉を休ませることが可能となります。

瞬発力の測定方法とひとえにいっても、瞬発力自体を測る事は難しいです。
そのため、どのようなシチュエーションでどの様な力がほしいのか、
その力を客観的にみるためにはどうすればいいのか、
とこの2点を考えたうえで、自分の鍛えたい力を伸ばしてください。