持久力アップにプロテインは必要か?

持久力アップの食事法では、
重要な栄養素は鉄分とビタミンB群、炭水化物が必要だと説明しましたが、
プロテインは持久力向上のために必要かどうか、
改めて考察してみます。

そもそも、プロテインとはどのような役割を果たしているのか、
プロテインが体にどのような効果をもたらしているのか、
それらを理解することで、重要なのかどうかを判断できると思いますので、
栄養素と体へ効果から考察していきます。

プロテインの役割

まずプロテインの役割について考察してみます。
プロテイン、日本語ではタンパク質です。

主な役割としては筋肉などを構成するためのアミノ酸の集合となり、
エネルギーとしての役割も持っています。
また、アミノ酸と一概に言っても様々な種類のアミノ酸があり、
摂取するタンパク質の種類によって摂取できるアミノ酸も異なってきます。

このアミノ酸ですが、体内で作ることができるものと摂取しなくてはいけないものがあり、
この摂取しなくてはいけないアミノ酸のことを必須アミノ酸と言います。
ただ、アミノ酸についての考察ではないため今回は調査をこのぐらいにしておきますが、
この必須アミノ酸はバランスよく摂取しなければいけないとだけ覚えておいて頂ければOKです。
必須アミノ酸がバランスよく取れていないと、一番不足しているアミノ酸と同等のレベルまでしか
体内に摂取しなくなると言われています。
※各アミノ酸を桶の側面の板だと考えて、板の高さが摂取している量だと想定して下さい。
この時の一番低い板の位置までしか水を貯めることができないことと一緒です。

では、プロテイン・アミノ酸の役割とは何でしょうか?
先ほどの説明で、筋肉などを構成する栄養素と記載しましたが、
実際には筋肉のほかにも皮膚や髪の毛、爪、など体のあらゆる組織を構成するための栄養素となります。
そのため、プロテインの量が少なくなると、
筋肉量の減少や肌・髪のトラブル、
さらに体の体温の低下などにつながり、
免疫力なども弱まってしまいます。

そのため、プロテイン・タンパク質の摂取はとても重要となります。

体への効果

次に、プロテインの体への効果について考察してみます。
上記で、プロテインは体を作る栄養素隣、
摂取量が少なくなると筋肉量含めて減少してしまうとお伝えしました。

それ以外にプロテインの体への効果はどのようなものがあるでしょうか?
プロテインは主にエネルギー源としての役割もあります。

特に、筋肉などを作るために使われるエネルギーとなりますので、
プロテインの摂取が少なくなると、筋肉などの新陳代謝を促すことが遅くなります。
また、筋肉が減少することで、筋肉内にエネルギーを貯めることができなくなるため、
蓄積したエネルギーが脂肪に変わってしまい、結果体重増加につながります。

不要な体重増加は長時間運動する際の負荷の増加となりますので、
あまり好ましくないことは確かです。
そのため、筋肉を作ることや体を調整するためにもプロテインは重要な要素となります。

持久力をあげるためのプロテイン摂取方法

最後に、このプロテインを効率よく摂取し持久力を高める方法について考察してみます。

まず、プロテインは前述の通り筋肉などを構成する要素となります。
そして、この筋肉を動かすためのエネルギー源は炭水化物などの糖質となります。

そこで、持久力を高めるプロテインの摂取方法ですが、
運動後に筋肉を作るためにプロテインを摂取することが一番効率よくなります。

特に、運動後の筋肉は運動によって破壊されていたりしていますので、
それらを修復することを主な目的となります。

また、筋持久力を高めるという観点からも
運動後が最適なタイミングであることは間違いありません。

しかし、運動中にも特定のプロテインを摂取することが良いという事例もあります。
それは、ホエイプロテインという牛乳由来のタンパク質となります。
このプロテインは吸収が早く、筋肉のエネルギー源となるアミノ酸を含んでいます。
また、このアミノ酸は疲労につながるトリプトファンという成分の動きを防ぐ役割を持っています。

そのため運動中に上記のプロテインを摂取することで、
疲労感を減らすことにつながり、結果持久力を高めることにつながります。

このように体を作るためにも、疲労感を減らすためにも
持久力を高めるためにはプロテインは必要だということがわかります。

ただ、プロテインを多くとりすぎた上で、糖質制限などで炭水化物を取らなくなると、
逆に筋肉を破壊してエネルギーを作り出そうとしたりするため、
バランスのよい食事を心がけてください。