サッカーとは違うフットサルの持久力

サッカーとフットサル、似たような競技ではありますが、
サッカーとフットサルのフィールドは大きく異なるうえ、
一人あたりの運動量は異なります。

実際にフットサルでは5人のフィールドプレイヤーが
全員攻守に周り、フィールドを縦横無尽に動き回る必要があるため、
サッカーとは異なった運動となります。

では、フットサルで使われる持久力を鍛えるためにはどのようにすればよいでしょうか?
フットサルの動きに注目しながら、持久力の鍛え方について考察してみます。

連続した攻守の切り替え

まず、サッカーとフットサルの大きな違いは、
フィールドの大きさとそれに伴う攻守の切り替えの回数となります。

サッカーでは、味方同士でパスを繋ぎつつ相手の隙を作って攻めていく戦略が主に使われますが、
そのためには大きなフィールドを上手に使い、ボールを回していくことが重要となります。
しかし、フットサルでは、パスを回す事は必要となるのですが、
フィールドが狭いため、パスを繋いでいてもあまり相手の選手を飜弄することはできません。
また、狭いフィールドの特性上、ボールがとられることもあり、
一気に攻められることも可能となるため、自陣でのパス回しはあまり得策ではありません。

そこで、徹底的にパスをつなぐこともありますが、できるだけ相手側でボールを繋ぎつつ
攻めていく事が重要となります。

また、逆も同じで、相手の攻めを防いだら、すぐカウンターで攻めることとなるため、
守りからいっきに攻めに転換することもフットサルならではの動きであると言えます。

このように、スピードを重視した競技であり、攻守の転換が多い競技でもあるため、
試合時間については、サッカーよりも大幅に短く20分の前半・後半戦となります。

では、フットサルの持久力を鍛える事ができるのでしょうか?
フットサルの動きにあわせた持久力の鍛え方について考察してみました。

フットサルで使われる持久力の鍛え方

攻守の切り替えが激しいフットサルでは、定期的に走り続ける事が必要となってきます。

そこで、ランニング以外の持久力鍛える練習メニューについて考えてみました。
攻守の切り替えが激しいということは、何度も往復する動きが必要となるため、
シャトルランが最適だと思います。

ここでは、2種類のシャトルランを考えてみました。

一つ目は単純に持久力を鍛えることに特化した練習となり、
フットサルのコートのサイドラインを起点に、
ゴールポストの両端を目印として、
サイドラインー 奥側のゴールポスト ー 手前のゴールポスト ー 反対側のサイドライン ー起点に戻る
と何回も切り替えをしながらダッシュをする練習となります。

この練習をサイクルを決めるなどして行う事で、攻守交代が激しいフットサルの試合でも対応する事が可能となります。

二つ目のシャトルランは、ボールを用いながらドリブルとパスを交えたシャトルランとなります。
走る距離は、一つ目とあまり変わりませんが、今回は、ドリブルをしながら、シャトルランを行います。
ドリブルをしながら、サイドラインー奥側のゴールポストー手前側のゴールポストー反対側のサイドラインと移動し、
ゴールポストの所までドリブルしながら戻り、そこから次のプレイヤーにパスをする事となります。

この練習では、持久力を鍛える事に加えてボールハンドリングも鍛える事が出来るため、
実際の試合でも役に立つと言えます。

いずれかのシャトルランにしても、走るところは全力で走る事が重要となります。

練習の最後で全力の運動

最後に、試合で勝つためには終盤での体力がモノをいいます。
そこで、練習の最後は全力で走ることとシュートをすることで、
体の限界を越える事が可能となります。

通常の試合などでは、あまり使われないかもしれません。
ただ、拮抗した試合の中、最後の最後でゴールを奪うために翻弄している時、
通常の練習だけでは、体が意思についていかないとなる事が多々あります。
しかし、この練習を常に続けていく事で、体が疲れきった後でも、もう一踏ん張りする事が可能となります。

簡単な練習法としては、練習の最後で、全員がへとへとになっている時に、
パスを受けてシュートする練習と
ドリブルしてからシュートする練習をするだけです。
例えば、2時間の練習時間があるとしたら、最後の5分〜10分をこの練習に変える事で、
疲れきった体でも得点力を高める事ができ、
試合の終盤での得点力に繋げることになります。

フットサルはサッカーとは似ているようで、大きく異なる競技となります。
しかし、ボールを扱うことに関してはあまり違いはありませんので、
どちらの競技をするにしても、ボールをうまくコントロールし、
試合の最後まで動き続けることが出来る持久力を鍛えてみては如何でしょうか。