持久力を高めるための心肺機能の鍛え方

持久力を高めるためには筋肉を鍛えることも重要ですが、
それと同様に重要なのが心肺機能を鍛えることとなります。

心肺機能とは文字の通り心臓と肺のことで、
主に循環器系と言われる機能となります。

心臓は身体中に血を巡らせ、肺は空気を体に取り込むことと
不要なものを出す役目をしています。

今回は、この役割について少し深く考察した上で、
どのように持久力と関係しているかをまとめています。

最後に、心肺機能を高める方法についてご紹介します。

心肺機能の役割

まず心肺機能の基本的な役割について調べてみました。

前述した通り、心肺とは心臓と肺の機能となり、
体の中に酸素を取り込む、行き渡らせる、二酸化酸素を吐き出す
と体全体を満遍なく回る循環器の機能となります。

単純な動作としていえば、
1) 呼吸により取り入れた空気から、肺が酸素を体の中に取り込む。
2) 取り込まれた酸素を赤血球に乗せて身体中に酸素を届ける。
3) 酸素が体の中で使われたら、酸素の代わりに二酸化炭素を受け取り、また肺に戻す。
4) 呼吸により、二酸化炭素を体の中から排出する
となります。

肺は酸素を体の中に取り込むことと、二酸化炭素を体の外に排出する機能を受け持っています。
肺で取り入れられた酸素は赤血球に乗せられますが、
その赤血球を体全体に行き渡らせる機能を持つのが心臓となります。

運動をしているときに、呼吸が荒れることは体の中の酸素が不足していることや
二酸化炭素が多くなっていることが起因となります。

また、心拍数が早まることは、体の中で酸素を使われているため、
より多くの酸素を身体中に行き渡らせるために鼓動を早くし血液を流します。

持久力を高めるためには、体の基本的なこの二つの機能をしっかりと高める必要があります。

心肺機能の持久力との関係

では、前述した心肺機能と持久力の関係性について考えてみます。

心肺機能は主に酸素を体全体に巡りわたし、
不要となった二酸化炭素を体内から排出する機能となります。

酸素は身体中の細胞を活発化させるのに必要な要素となり、
酸素が不足すると満足に体を動かすことが出来ません。

よく、高い山を登った時に高山病にかかると酸素が足りなくて
頭痛やめまいがする、体が思うように動かせない、などの症状がありますが、
これは明らかに体の中にある酸素濃度が低くなっていることから発症していることとなります。
そのため、高山病を直すまたは軽減させるためには
酸素ボンベを持っていくことが推奨されています。

このように、酸素は体の中のあらゆる細胞で使われるエネルギーを
効率よく燃焼・消費させるために使用されます。

心肺機能を高めることで、身体中により多くの酸素を送ることが可能となり、
結果持久力の向上に繋がります。

心肺機能の鍛え方

心肺機能と持久力の関係性がわかったところで、
今度は心肺機能の鍛え方について考察してみます。

心肺機能を鍛えるためには呼吸を鍛える必要があります。
呼吸をするためには、肺やその周りの筋肉を鍛える必要があるため、
ランニングや水泳などで有酸素運動をすることが効果的です。

また、有酸素運動をすると言っても、水泳のように息が出来ない状態にすることで、
体が無意識に酸素を多く取り込もうとする力が働くため、
結果肺活量を強化することに繋がります。

意識的に呼吸を制限することで肺活量を高めることができ、
肺活量が高くなることで、呼吸に必要な筋肉も鍛えることが可能となります。

また、心臓の鼓動も筋肉によって行われているため、
心拍数を高めた運動も持久力を高めることにつながります。

通常のランニングや水泳にも、ダッシュを取り入れたり、
坂道を登るなどの負荷と追加することで、
心拍数を高めることに繋がりますので、ぜひ練習に取り入れてみてください。

心肺機能が強いことは、持久力をあげるだけでなく、
普段の生活にも大いに役立ちますので、ウェイトトレーニングなどの無酸素運動だけでなく、
しっかりと有酸素運動で心肺機能も合わせて鍛えてください。