最高パフォーマンスにむけた瞬発力を高めるコンディショニング

スポーツをしていると、
大きな試合や大会で勝つことを目標として日々練習に励んでいることかと思います。

リーグ戦やトーナメント戦の場合は、一つの試合が目標とはならず、
すべてにおいて全力で挑まないと、相手に負けてしまう可能性もあります。

しかし、本当に重要な試合で、ここ一番の力、最高のパフォーマンスを出すためには、
その試合に挑む前段階からの調整が必要となります。

スポーツで最高パフォーマンスを生むため、
持てる最大限の瞬発力を高めるためのコンディショニングについて考察してみました。

そもそもコンディショニングとは、どのような物なのでしょうか?
辞書を引いてみますと、以下の通り記述されています

コンディショニング [3] 【conditioning】

調整。調節。体調や環境などをととのえること。

〘心〙 条件づけ。
※三省堂 大辞林より

調整や調節をすることがコンディショニングなので、
最高のパフォーマンスを出すために体自身を調整していくことが必要となります。

そこで、スポーツで使われる瞬発力を高めるための調整法とは何が有るか、
トレーニングや心づもり等を3つ程まとめました。

体をしっかりと休ませる

大事な試合の前には必ず体を休ませる必要が有ります。

体を休ませると言っても、休日にするのではなく、
体の筋肉を筋繊維を破壊しない程度に運動することとなります。
また、感覚を忘れないためにも、前日も試合と同じ動きを有る程度します。

私自身は高校時代は水泳を全力でやっていましたが、
最後の大会の前の日は、いつもの練習量の半分以下の練習しかしませんでした。

ただし、練習メニューは試合前に特化した内容となり、
要所要所を抑えるための復習練習がメインとなっていました。

例えば、スタートや飛び込みの練習、ターンの練習、最後のタッチの練習。等です。

なお、通常の練習では、4000〜5000m程泳いでいましたが、
重要な試合の前は、2000m程しか泳がず、
いかにスピードを上げるか、
いかに要所要所をきっちりと決めていくか、
と練習メニューをしぼり、体力や筋力を休めつつ最高のパフォーマンスを引き出す練習をしました。

体を休ませる、心を休ませる、気持ちを休ませる。
しっかりとした休みをもうけることで、
最高のパフォーマンスを当日に引き出すことが可能となります。

眠っている筋肉をしっかりと起こす

次は当日の体の作り方となります。

人間の体は常に起きている訳でなく、
すべての筋肉をしっかりと起こしてあげないと、
いざ動こうとしても体が動いてくれないということがよくあります。

一流の選手の行動を注目していただいても分かると思いますが、
自分が出場する前はいろいろと体を動かしていることと思います。

前日、しっかりと休息をとり、体が十分休まった状態から、
試合に向けて、万全の体の状態に持っていくための準備運動をした上で、
試合に出場することが理想と言えます。

では、どのような準備運動が良いでしょうか?

まず、体を温めるための軽い運動から始めます。
水泳の場合は、数100m程軽く泳ぎ、体をほぐします。
次に、自分の体を起こすために、徐々にスピードを上げたりして、
体の状態をあげていきます。

このとき、最高速度・最高のパフォーマンス状態に一瞬でも持っていくことが重要です。

一瞬でも最高の状態に持っていくことが出来れば、
筋肉が完全に起きた状態となります。

後はその状態を維持できるように、試合開始までは体を暖めながら休んでください。

イメージトレーニングで最高の自分を引き出す

最後に、試合前に自分の中で最高の状態を思い浮かべてください。

出来るだけ具体的に、細部にこだわって頭の中で思い浮かべてみてください。
また、最高のパフォーマンスを出した後の自分の気持ちも一緒に思い浮かべてください。

想像できることは、実際に創造することに繋がります。
しっかりと頭の中で最高のパフォーマンスを出していることを思い浮かべてください。

私の例で申し訳ないのですが、
水泳では、実際にどのように泳ぐかを創造します。
例えば、なんかきで25mを泳ぐか、
どのようなターンをするか、
どのように飛び込むか。

飛び込んだときの気持ちやプールの中で見える風景を思い浮かべます。
また、最後のタッチは負けないようにしっかりと頭の中で体を伸ばすことも
しっかりと想像します。

実際にレース前の集中力により、より鮮明なイメージが思い浮かぶと思います
それに合わせて、体の筋肉も覚醒し、
実際にイメージ以上のパフォーマンスが出せるかもしれません。

コンディショニングの意味にも有る通り、
体や筋肉の調整だけに留まらず、
気持ちの調整も含まれます。

重要な試合や大会に向けて、体を休めた後は、
試合の前に最高の状態まで体を調整し、
心の状態を最高の状態に調整することで、
最高のパフォーマンスが出せることになります。