バドミントンに使われる瞬発力とは

五輪競技でもあり、リオ五輪では日本人のタカマツペアがかつやくしたこともあり、
バドミントンも親子や友達との遊びから立派な競技へと変わってきています。

私自身、バドミントンといえば、広い公園に行ったときに
親や友達と遊びでは何回打ち合うことができるかしかやったことは
ありませんでした。

しかし、近年の競技としてのバドミントンをみてみますと、
狭いコートの中を縦横無尽に駆け巡り、
空気を切るような素早いシャトルを打ち合うなど、
競技の動きが早く目が離せない試合が盛りだくさんです。

そのようなバドミントンですが、
どのように鍛えればよいでしょうか?

基礎的な動きに加えて、どのような瞬発力が必要となるでしょうか?

バドミントンの試合をみながら使われている瞬発力と
その鍛え方について考察してみました。

シャトルに反応して、打ち返す腕の力

まず、バドミントンの基本的な動作として、
シャトルに反応して、打ち返すことが必要となります。

遊びでのバドミントンでは、そこまで早くシャトルが飛んでこないのですが、
競技バドミントンになると、一気に加速します。

そのように早いシャトルに反応し、打ち返すことが必要となります。
そこで使われる筋肉を考えてみると、
即座に反応して動かす体は主に腕と足となります。

まず、腕の動きに注視して考えてみます。

バドミントンでは、下打ちと上打ちの2種類あります。
受ける体制は主に下打ちとなり、主に相手側からの低い弾道に対応する打ち方となります。
逆に攻める場合は上打ちが主に使われるといえます。

狭いコートとはいえ、シャトルも小さい上、
シャトルをネット側に落とされたり、コートラインぎりぎりに落とされたりと、
瞬時にシャトルの軌道を読んだ上で、適切にラケットを振る必要があります。

シャトルとラケットにも注目してみますと、
どちらも軽いものとなり、重い筋肉がひつようになるとは思えません。

そこで、バドミントンで使われる腕の筋肉は主に手首周りのきんにくとなり、
手首のスナップを効かせることが最重要となるとおもいます。

手首のスナップを鍛える運動方法ですが、
ここでは主に重いダンベルなどで鍛えるのではなく、
自分の筋肉の動きに注意した上で鍛えることができるラバーバンドを推奨します。

ラバーバンドを用いて、手首のスナップを鍛える練習法ですが、
固定されたラバーバンドを掴み、
手首の力だけでラバーバンドを動かすトレーニングがあります。

固定する場所を変えることで、鍛える筋肉を変えることもできるため、
上中下と高さを変えつつ、前後左右と手首の動きを変えて鍛えてみてください。

また、ラバーバンドは特性上力を使ってのばしたあとは、
縮もうとする力が強くなります。
そのため、ゆっくり伸ばして、ゆっくりと元の位置に戻すなど、腕の動きに注意して、
ぜったいにラバーバンドの力にひっぱられないように気をつけてください。

なお、ラバーバンドの長さを調節することで、負荷を調節することもできるため、
自身で負荷を調整して、体を壊さないように気をつけながらトレーニングをしてください。

縦横無尽に動き回る足の力

次に必要な瞬発力ですが、コート中を縦横無尽に動き回り、
飛んでくるシャトルに反応する力となります

前述した通り、競技バドミントンではものすごく早いシャトルを打ち合う競技となります。
ものすごく早いとはいえ、どのような速さか調べてみたところ、
最速記録は時速300kmを超えるとデータがありました。

もちろん、このデータはシャトルを打った時の速度となり、
シャトルの形状上相手側のコートに到達する際には時速100kmほどに落ちるそうです。

しかし、それでも時速100km。
この速度に反応するためにも、瞬間的に前に飛び出す、
または左右に移動する力が必要となります。

そこでこの反射速度を上げる練習について考察してみます。
まず、バドミントンのコートの大きさについて調べてみましたところ、
片面の広さが約6mの平方形となり、シングルスになると幅が5m程に縮まります。

この広さを縦横無尽に動くためにも、
前後に動く練習法と左右に動く練習法をかんがえてみました。

まず、左右の動きですが、この瞬発力を鍛えるのに最適な練習は反復横跳びとなります。

1m間隔で分けられた2本のラインの真ん中に立ち、
左右に早く移動する練習となります。

この時に、ラケットをもち、左右に一回ずつ振りながら反復横跳びをすることで、
左右に飛んできたシャトルに追いつく力がついてくるとおもいます。

次に前後の動きとなります。

これは、シャトルラントレーニングが一番最適です。
ただし、バドミントンの場合、コートのサイズを考えると、
2m間隔のシャトルランなど、間隔を狭めた方が実際の動きに近いと思います。

このシャトルラントレーニングは、
2m間隔でカラーコーンを4つ置き、

手前のコーン(1)から3つめのコーン、2つめのコーン、4つめのコーン、1つめのコーンと
距離を変えつつ往復する練習となります。

このトレーニングですが、サイクルを設けて一人で練習するか、
グループを作り、リレーのように交換して練習するかと、
何通りかの練習法があります。

いずれにしても、走ることと休むことを交互にすることで、
体力も瞬発力と合わせてつけることができるため、一石二鳥となります。

このトレーニングにより、コート内を縦横無尽に走る瞬発力を鍛えてください。

今回は、主にバドミントンで使われる手首の力とフットワークの瞬発力に関して考察しました。

通常のトレーニングに加えて、上記の瞬発力を鍛えることで、
競技に対応する力が向上しますので、是非お試しください。