3分で分かる100m走のルール

100m走。
陸上競技の中で最も分かりやすく、最も短い競技。
通常では20秒もかからないこの競技について、
あまりルールは知られていないかと思います。

そこで、ごく簡潔に100m走のルールについてまとめた上で、
似た様な競技について考察してみます。

100m走のルール

100m走とは、競技場のメインスタンドの前の直線レーンを100mを走る競技です。

主なルールは、号砲により全員(通常は8人)が一斉にスタートし、
胴体がゴールラインをきった時点のタイムを競う競技となります。

と、これまでは分かりやすいルールであると思います。

各ポイントについて、詳細ルールを見てみます。

まずスタートですが、号令は以下の通りです。
「On your mark(位置について)」
「Set (よーい)」
号砲

100m走では、不正スタート(フライングスタート)は1回で即失格となりますので、
フライングは気をつけてください。

また、各レースでは、選手は自身のレーンからはみ出ることも妨害行為と見なされ失格となります。

各レースでは、追い風が秒速2.0mを超える場合は、参考記録となり公式記録とはなりません。

また、すべてのレースで記録と順位判定のために写真判定が行われます。

100m走は超短距離走となり、世界大会では10秒、中学の平均記録は13秒前後と
一つのレースで15秒もかからない試合となります。
※男子の記録を参考

このような短い試合となるため、その中で自分の最大限の力を発揮することが重要となります。

このように短距離のレースが他に有るか考察してみました。

陸上での短距離競技

陸上競技を見てみると100m以外に短距離と言える競技があります。
基本的なルールは100m走と同様で、距離が異なる競技で、
他の距離は200m、400mと有ります。

しかし、200mや400mの距離は100mとは異なり、直線のレースではなく、
カーブと直線が入り交じったコースをレースとなります。

そのため、短距離のレースとはいえ、真っすぐ走るだけでなく、
コーナーリングで速度を落とさないこと等が必要となります。

なお、200mも400mも各選手が同一の距離を走るため、
100m走とは異なり、レーンごとにスタート位置が変更となります。

200m、400mと距離が伸びるにつれて、短距離だけの筋力では足りなくなり
相応の持久力も求められる競技となります。

多くの100m走の選手は200m走も得意となりますが、400mとなると別の選手が出てくる等、
400m走は短距離というより、若干中距離よりになるのかもしれません。

水泳での短距離種目は

陸上競技では100mや200mが短距離種目となりますが、
水泳では短距離はどのレースが値するでしょうか?

水泳の種目を見てみますと、上記の100mや200m走相応の種目は以下の2種目となります。

50m自由形と100m自由形

自由形と言われてもあまりピンとこないかと思いますが、
クロールのことを自由形と正式種目では呼ばれます。

しかし、この競技については、名前の通り自由な泳法が認められています。
そのため、このレースでは別の泳法で泳いでも失格にはなりません。
ただ、スタート後の入水から15m以上潜水泳法をしてはいけないため、
15m以降は頭を水の上に出した泳ぎが必要となります。

また、レースの開始は、100m走と同様で号砲でスタートとなりますが、
かけ声やステップが若干異なります。水泳での号砲合図は以下の通りです。
「Take your mark」
「号砲」

このとき、100m走と同様でフライングスタートは1回で失格となりますが、
レースを止めることは有りません。
※ 一部の競技ではレースを止めることもありますが、短距離のレースの場合はとめないことが多く
  レース終了後に失格が発覚となります。

通常の競技プールのサイズは25mの短水路と50mの長水路の2種類あり、
国際大会でも両方のプールでのレースがあります。

水泳ではゴールは壁を最後に壁をタッチした時点のタイムを競うこととなり、
タッチ版は電子的にセンサーによりタイムが計られます。
そのため、陸上競技とは異なり、写真判定はありません。

50m自由形の世界記録は大体20秒後半、100m自由形は46秒(長水路)/44秒(短水路)となります。
※いずれも男子の世界記録となります。

このように陸上・水泳の短距離のレースはいずれも1レース1分もかからない競技となりますので、
一瞬目を離しただけでレースの展開が大きく変わることが多いです。

ルールを知った上でレースを見るまたは競技に臨むことでさらに見える視点が変わってくると思います。
ぜひ、自分が行う競技や見る試合のルールを学んでみてください。